やさしい 世界
魂の声は
私の中の自分は
その 本来の魂は
私は たどり着けず
ああ
やっぱり
はっきりと解らない
この想いはあなたに伝わらない
ああ
わかった
あなたは治る
私が 目覚めさえすれば
わけも解からず
愛されている
この状況も
あなたを苦しませるものも
すべて繋がっている
自分が 誰だか解らないから
私は何者で
あなたは大切な
大切な なに
私は知らずに
大切なひと
大切な
なんなのか知らずに
好きと思っている
心が好きといってるよ
わけも解からず
愛されている
星が 結ばれて
今夜
私は気づいた
この先に
これまで以上の
想いが眠っている
果てしないほどの
想いが眠っている
あなたは 大切なひと
解らない今ですら
私の大切な
いとしく
慈しむような
とても尊く
触れられも しないような
このドアを開ける
確信の鍵をつかって
“ 自分が誰だか知らずに よく居れたね。 ”
不明の彼女は影にとけ
私はこれまでの誰でもない
誰かになる
アガパンサスの花が閉じていた
私たちは誰でもない
誰かになるのを 待って
悲しみがない
悲しみも 苦しみもない
世界へいくのだと 覚った
あなたの指先へキス
三角形の ガラスの鱗がはがれて
その魂まで 游いでいく
私はすり変わる
そう
名前をつけなくちゃ
新しいもの になる
確信の鍵をつかって
このドアを開ける
あなたはすごい
私の魂の においに気づいた
私の魂(惑星)を 旅している
あなたの唇から 匂いがする
遠い 恋しい
花のような
開いている
一室の
知らない
知っている
開いている
一室の
この地上に
金色の柱が いくつもそびえて
この地上は
星雲のように ゆらめいている
宇宙のように
地上なのに
ここは
惑星のように
光が瞬き
雲が風にゆだねるように
この空間に 何かが満ちて
うねっている
毎瞬 毎瞬
光と音を立てて
奇跡が生まれている
大きいのも
小さいのも
光と音を立てて
世界が
私にやさしくしてくれる
願いを 叶えてくれる
そういう場所になるんだ
そういう世界へ
いくのだな と覚った
願えば 願いごと
やさしく 包みこむように
叶えてくれる
私の中にあった何かが
消えていったから
願いは あどけなく
心と魂(惑星)が
真っすぐに 繋がったからだ
すり変わった世界へ
悲しみも
苦しみもない
すべてが 私たちに
やさしくなった 世界だ 。